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●北京など春がベストシーズン、 でも乾燥には気を付けて
ユーラシア大陸東部に広い国土を持つ中国を訪れる時、一番注意しなければいけないのが湿度です。訪れるエリアで空気の乾き具合はまちまちですから、それぞれに合った準備が必要となります。
冬の間、シベリアからの冷たい乾燥した空気と雪に閉ざされていた華北は、春がベストシーズンです。昼間の気温は大阪の4〜6月頃とほぼ同じで20℃から30℃。でも、日本列島のように海に囲まれている国とは異なり、大陸は日が暮れると急に寒くなりますので、油断大敵です。風を避けるすべがないペキン(北京)の天安門広場などに出かける時間帯は、気温が最も高くなるお昼過ぎがいいでしょう。
広い中国大陸の中で最も暑い都市といわれているトルファン(吐櫓番)(最高気温は47℃にも達するといわれています)が位置する中国北西部。ただし、暑いのはもちろん夏の間のことで、こちらも春と秋が観光には最適です。ところが、異常なくらい空気が乾燥しています。保湿グッズはもちろん、ミネラルウォーター等は必携です。ちなみにこのエリアの年間降雨量は、大阪の3月1カ月間に降る量と同じ100ミリ程度です。

●やはり春がねらい目の南京、武漢は湿度も十分です
ウーハン(武漢)やナンキン(南京)など、魅力的な都市がある華中でも春が観光のベストシーズン。華北やチベット方面とは違い、こちらは湿度が十分にあるためお肌の弱い方でも安心して、日中屋外を散策できるでしょう。
さて、中国の中でも特に様々な準備が必要となるのがチベットです。ポイントは乾燥対策と日射対策。町の趣と、現地に住む人々の暖かさが魅力であるラサは、別名「サンライト・シティー(sunlight
city)」と呼ばれるくらい陽射しが強いです。これは標高が高く空気が薄いことと、空気中の水分が少ないことが原因ですが、でもこの気候が実はラサの最大の魅力なのかも知れません。これを十分に満喫するには、乾燥と日よけに関する万全な対策がポイントです。大阪に比べると多少気温は低めですが、ベストシーズンは4〜10月。この時期は現地ではちょうど様々な祭りが催されますので、そのスケジュールも忘れずにチェックしてみてください。 |
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まさき・あきら/1961年兵庫県生まれ。気象予報士第一期生。趣味のサーフィンがきっかけで天気キャスターの道へ。現在、ABC「おはよう朝日です」などに出演中。趣味はほかに、写真、ギター、旅行など。
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