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 今はなんといっても、カード中心が便利でしょうね。カードなら紛失したときの対応も万全ですし、海外では身分証明書代わりにもなる。レートの率もカードのほうがいいときも多々あります。海外でキャッシングのできるカードであれば、特に便利です。カードを選ぶときは、インターネット等で調べて日本語サービスの充実しているところを選ぶといいでしょう。空港でも電話はカードでかけられるので、トランジットの際などに、電話代を心配しなくてもすみます。
 また、カードはマイレージが付くので、カードを使って旅しながら、次の旅のマイレージを貯めるという運用ができます。わたしも昨年は7回海外旅行に行って、4回ビジネスマイレージを使っています。海外旅行での安心感という点では、カードは必須ですね。自分でお金の管理もできますし。わたしは、安いタクシーやローカルのお店に入るとき、またチップを払う以外は全部カードです。
 あと、トラベラーズチェックという旅行小切手も安心・安全、そのうえ使った額がその場でわかるので予算管理がしやすいという利点があります。なくしても再発行が可能で、現金でお釣がもらえるなど、カードと現金の中間的位置付けの「お金」として、利用してみるのもいいでしょう。
 空港で両替に並んだり、街なかの安くてレートのいい両替商に並ぶのもいいですが、両替の心配をしたり、それに貴重な時間や労力をかけるより、開放感に浸ってゆったりしたほうが価値があるように思います。
 「Sales Tax」の証明書の発行を受けて一定の手続きを踏むと、一定額以上の消費税が返ってくる場合があります。まずは専用の証明書かどうかを事前にチェックしてみましょう。総額では還付の対象になっていても、ばら買いしてしまうと対象にならない場合もあります。ここは事前によく確認したほうがいいでしょう。その空港でしか使えないクーポンで戻ってきたり、ドル建て、現地通貨建てといろいろな方法で帰ってきますが、有効に使えるように考えることも大切です。
 消費税というのは、消費地で使うのが原則ですから、たとえば日本のデパートで高額のものを買って現地で使う場合、日本出国前に申告すると還付が受けられます。


ほりひろし/1953年生まれ。経済ジャーナリスト、阪南大学講師、税理士、ファイナンシャルプランナーと多方面で活躍中。ラジオのメインパーソナリティを経験後、税理士に。NHKテレビ「暮らしのチャンネル」、毎日テレビ「株式Today」、朝日テレビ「おはよう朝日です」、関西テレビ「2時ドキッ!」、「堀浩司のときリクまるきん講座」(ABCラジオ)、「堀浩司の金曜住まい塾」(MBSラジオ)などの番組では、実務で培われた辛口の経済、マネー、税金トークが人気。マレーシアを中心に海外渡航は年7〜8回に及ぶ海外通。
 
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